最近ずっと考えていたことがあったんです
『なぜ美容師をするのか?』
はい?ってなりますよね
もちろん好きだからです
大好きなんです
でも、もっともっと深く考えた話と言いますか。。
僕は日ごろから口にしている言葉があります
「お客様を笑顔にする」
かれこれこの仕事を始めて12年目になりますが、
12年前から同じことを口にしています
それだけそこにこだわり続けてたんです
でも裏を返せば、
「それってこの仕事じゃなくてもいいんじゃないの?」
って話にもなるんですよね
世間的には楽な仕事じゃないと言われています
まぁ楽な仕事なんて無いだろうし
そんなことは求めてないです。
労働時間は長い方かもしれないですね
短くても12時間はお店にいるので。
でもそんな部分が嫌になったことはないんですよね
僕は開店時間の1時間半前にお店に来ます
よく通りがかったお客様にも
「こんな早くに来て何してるの?」
と聞かれることも多いんですよね。
掃除やらの開店準備をしてから
今日来てくださるお客様のカルテを
一から見返します。
2年・3年と遡ってすべて見返します
僕の書くカルテは長すぎるくらい長い時があるんですよね
施術内容を細かく書くのは当たり前なんですが、
会話の内容や〇月〇日に旅行に行かれる。など
その日のすべてを記します。
買っているワンちゃんが元気がなくて、、とか。
全て記します。
でもこれって意味があって、
後から見返したときに
話していた情景が目に浮かぶんですよね。
僕はあまり賢くないので、、
お客様の名前を聞けばすべての方の顔は浮かびますが、
会話の内容まではすべては覚えきれないんですよね。
だからすべて書いて、すべて見返すんです。
一見めんどくさそうですが、
僕の中ではこれが接客だと思うんですよね
例えば
「前いつ切りましたっけ?」の質問に
いちいちカルテを見返して答えてたらそんなの接客じゃないと思うんです
誰だって出来るんです。
担当者じゃなくてもカルテ見ればわかりますからね
お客様から任されているってことはそういうことかなぁと思うんですよね
だから僕は
『お客様よりお客様のことを熟知しています』
常にこう言えるくらい、接客に、この仕事に本気で向き合っています
前回のカット日やカラー日など、接客に入る前に頭に入れています
当たり前かもしれないですけどね、
でもその当たり前を継続していきたいんですよね
絶対的にこだわり続けると言いますか、、
いつも通り少し話がそれましたね
戻ります
今更ながら気づいたことがあるんですよ
「すべてのお客様を笑顔にする」
これってすごい偉そうですよね。
すごく偉そうで、すごく使命感があるというか、、
仕事っぽいなぁって
なんか少しづつ考えがずれはじめてたのかなぁ。と
今日来てくれた小さな女の子を見て気づいたんですよね
カットしてコテでクルクルにしてあげて。
そしたら満面の笑みで笑ってくれて、
ずっと鏡見てるんですよ
『お客様の笑顔が見たい』
こっちだなぁって。
僕はお客様の最高の笑顔が見たい!!!
お客様の笑顔を見るために毎日勉強して、レッスンして
ハサミを持ち、カラーのハケを握ります
彼女へのサプライズをしようとする感覚と似ているかもしれません
ただただ喜んでいる顔が見たくて、
「どのタイミングでプレゼントを渡そうか?」
「いつもとは違ったレストランを予約しよう」
なんだっていいと思うんですよ
「帰りにプリン買って帰ろうかな」とか
僕たちはお客様の理想を超えて
飛び切りの笑顔になってほしくて勉強するんですよね
カラーの調合を考え、大切な髪の毛を大切にカットして
最後に最高の笑顔が見たい。
そんなワクワクした気持ちで仕事しちゃってるんですよね
ただそれだけだったんですよ
僕は時に深く深く考え込みます。
頭がパンクしても考えます
でも答えはいつも一緒なんですよね
『最高の一番の笑顔が見たい』
さぁ、明日からも最高の笑顔が見れるように頑張ろう!!!
あまりうまく伝えれずにすいません。。
僕、美容師が大好きです
姫路 美容室
Hair design Angie(アンジー)
代表 山本達也