愛する息子とは

最近近所で不審者が出たらしくて

家の周りは警察官でいっぱいです

しかも刃物を所持してるとか、、

かなり物騒な世の中ですよね

 

そんな話を母から聞き、その後に

 

「警察いっぱいおるから

 あんた当分身隠しときな」と。

 

いや、犯罪者じゃねぇわ!!刃物所持してねぇ!!

 

そんなたわいもない会話で、ふと昔を思い出した

 

あれは二十歳くらいのちょうど今ぐらいの季節。

僕は白いジャージが好きでよく着ていた。

なんなら赤いジャージとのシフト制で着ていた

一人でめでたい奴だ

 

その日は白いジャージに身を包み

夜遅くに歩いてコンビニへと向かっていた

当時、僕はタバコを吸っていたので

生意気にタバコをふかしながら。

 

そして買い物を済ませて

僕は家路についた

 

帰るなり母親がリビングから飛んで出てきた

 

「大丈夫やったか⁉」

 

僕は何のことか分からなかった

それはまるではじめてのおつかい並みのリアクションだった

 

でもそんなはずはない

もう二十歳だ。

何が?と答えた僕に

 

「さっきコンビニ行ったんやけど

 帰り道で不審者っぽい人とすれ違ったから!!」

 

母は不審者?らしき人とすれ違い

歩きで行っていた僕を心配してくれたのだ。

 

やっぱりいつまでたっても母は母だ。僕は息子だ。

その言葉に少し胸が熱くなっていると

 

「あれは絶対不審者!!!目がなんかしそうな目やった!!

 けったいな白いジャージ着て・・・・」

 

そう。言い切るまえに母は気づいた

僕を上から下まで確認した

 

「あんたかよ!!!」

 

 

おい!!!!!!!!!

大事な大事なあんたの愛しい息子!!!

不審者にしてんじゃねぇ!!!

 

しかも恰好だけならまだしも

”目”見たんだよね?

しっかりと息子の目見たんだよね?

 

だめだこりゃ・・・

 

もう少しで通報するところだったらしいので

しなかったことに感謝?しときます。。。

 

 

さすが僕の母

 

 

 

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