前回であったように
ピアノを始めることになったのですが
僕が初めてピアノを習いたいと思ってから10年。
何がキッカケになったかの話です
10年越しにピアノのことを考える機会をくれたのはお客様でした
そのお客様のお子さんが通っているピアノ教室に
80歳のおじいさんが生徒としてやってきた話です。
その方は80年間ピアノに触れたこともないらしい
みんながふと疑問に思い、なぜ今から?と聞くと
おじいさんは
「白鳥の湖が弾きたい。これだけ弾けるようになれれば
もうピアノはやめる
コンクールでこれだけは絶対に弾く
おばあさんとの思い出の曲なんだ」と。
周りにいた人は感動し
先生は強く背中を押したそうです
でも僕も思うんですよね
何歳から始めるかも大事かもしれませんが
一番大事なのは
始めるキッカケや理由で
”想い”だと思うんですよね
例えば幼少期からしている習い事でも
好きでなければ続かないだろうし、
続けたとしても打ち込むことができなかったら
中途半端になるかもしれない
もちろん始めるのが遅いのは
大きなハンディキャップになるかもしれませんね
でも僕もおじいさんも同じです
僕たちはプロを目指すわけではありません
たった1曲弾けるようになりたいだけだから
だから始めるのに遅いなんてないはず。
そう僕に教えてくれたおじいさんは
コンクールで白鳥の湖を完奏したらしいです
失敗もあったらしいけど
誰もおじいさんを止めることはせず
おじいさんも間違えても初めから弾き直し
深くお辞儀をして舞台から
おぼつかない足取りで去っていったとか。
僕はそのおじいさんには会ったことはありません
会ったことはなくとも
人生の先輩から大切なことを教わりました。
まだまだ青二才。
僕もいずれは人の見本になれるだろうか
姫路 美容室
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